人間と猫の共通する病気

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人間と猫の共通する病気(猫からうつる病気)

現在家族に猫がいる方、これから猫を家族に迎える方、同じ家で暮らす以上猫から移ってしまう病気(人間と猫の共通する病気)の症状なども知識として知っていた方が後々よいと思います。
ここでは、そのようは病気について少しだけ説明します。



◆皮膚糸状菌症
感染経路:直接、関節接触
この病気の症状は、円形のハゲになり放っておくと広範囲な皮膚病につながります。子猫ほど感染しやすいそうです。
この病気を持った猫に触れると、人にも感染します。人の症状は、患部は円形に盛り上がり(湿疹やはれなど)、やがてかさぶたになります。猫も人間も治療が必要ですのでお医者さんに診てもらいましょう!予防策は、普段からブラッシング・シャンプーをこまめにし、清潔にすることです。

◆疥癬
感染経路:直接接触
顕微鏡でないと見えない寄生ダニが原因で起こる、非常に痒い皮膚病です。
猫の頭、顔、首、耳などに赤い斑点ができ、それが水ぶくれになります。猫は掻いて皮膚に傷を付けてしまいます。また、黄灰色のフケがたくさん出てきます。病気が進行すると皮膚が厚くなり、しわがたくさん出来ます。
人に感染しますが、一般に痒い湿疹が出来る程度の軽症で、一過性のものです。

◆パスツレラ病
感染経路:噛まれる、ひっかかれる、唾液が口に入る
健康な猫でも、85%くらいは口内にこの菌を保有していると言う報告があるそうです。ほとんどの猫が持っていると思ってもいいくらいですね!猫の健康にはあまり影響はないですが、猫(犬、うさぎ、ハムスターなどの哺乳類、鳥類にもあり)に噛まれたり、ひっかかれたりして人の体に入ると、数時間で傷口が腫れ上がり、ものすごく傷むのが特徴です。噛まれてもあまり軽く考えないで、消毒したほうが良いようです。放っておいて化膿し、骨髄炎になってしまったケースもあるようです。

◆猫ひっかき病
感染経路:噛まれる、ひっかかれる
バスツレラ病と感染経路は同じですが、バルトネラ菌と言う細菌の感染によるものです。その菌が人の体にはいると、数日~15日くらいして傷口が赤く腫れ上がります。その後~40日くらいでリンパ節(手が噛まれたら脇の下、足が噛まれたら足の内側の付け根)が腫れ上がり痛みます。また、熱が出たりすることもあるようです。
悪化すると脳炎、肝障害になる場合もあるそうなので、この症状が出た場合はすぐに病院に行き、「猫に噛まれ、1ヶ月くらいでこのようになった」と説明しましょう。


◆トキソプラズマ症
感染経路:便の汚染物が口に入る
妊娠したら猫は飼ったらダメ!」って言われます。(因みに家のママも妊娠したとき、ばーちゃんに言われました)
この病気のせいなんですよね...でも、ばーちゃん...この病気が感染する原因のほとんどが、猫ではなく生の豚肉からだって知ってた?

この病気は、猫の小腸に寄生するトキソプラズマという原虫が原因です。猫が便中にオーシストという感染のもとを排出し、それが動物の体内に入ると感染します。猫も人(動物)も感染したからといって特に症状はありません。妊婦さんが感染すると、流産や胎児に障害が出ることがあります(怖がらず下記をよくお読み下さい)。

オーシスト
土の中で長い間生存し、通常子猫が外を歩き始めた頃に初めて感染します。感染した猫は1~2週間オーシストが含まれる便を排出しますが、体内に抗体が出来るので数日で出なくなります。

猫も人間も知らない間に感染し、免疫をもっていることが多く再感染はしません。もうおわかりですよね!猫からの感染する確立が非常に低いことを!

猫から感染するには、猫が初めて感染し、オーシストを出す数日間の便が、人の口の中に入らなければ感染しないんです。
もし、仮にその便が人の体内に入ったとしても、既にその人に免疫があれば感染しません。

これから猫を飼う方、妊娠の可能性がある方は、血液検査(猫は獣医さんに、人は病院で)をすれば、感染する可能性の有無がわかります。

猫(免疫あり[陽性]) 猫(免疫なし[陰性])
人(免疫あり[陽性]) 感染の心配なし 感染の心配なし
人(免疫なし[陰性]) 感染の心配なし 感染の心配あり

これらの条件から、妊婦さんが感染する率は、妊婦さん100万人に対して、50人くらいと言う確率になるそうです。でも、ゼロではないですから、妊娠する可能性がある方は血液検査をおすすめします。



この病気の感染元で猫より怖いのは、
 ・生の豚肉(生の豚肉を切った包丁・まな板で、洗わず生野菜を切って食べる。でも食肉検査済の肉であれば大丈夫)
 ・庭の土いじりをして手を洗わす、食べ物をつかんで食べる
 ・ハエやゴキブリに注意

共通する病気は色々ありますが、知っていれば怖いものは1つもありません。
猫と快適な暮らしをするための知識ですので、記憶のどこかにしまっておいてください...!