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原因等 | 病名 | 症状 |
---|---|---|
ウィルス | 猫汎白血球減少症 (猫伝染症腸炎) (猫ジステンパー) | 急激な高熱、たびたびの嘔吐、下痢が続き脱水症状を起こします。血便があらわれ、ショック、昏睡状態なり、死に至る。ワクチン接種で完全に予防できる。 |
ウィルス性鼻気管炎 | クシャミ、流涙、鼻汁、高熱からはじまり、脱水・虚脱などがおこり、治療を受けなければ死亡率が高い。ワクチン接種で完全に予防できる。 | |
カリシウィルス感染症 | ウィルス性鼻気管炎と似た症状が起こります。肺炎などを併発した子猫は死に至ることもあります。ワクチン接種で完全に予防できる。 | |
伝染性猫白血病ウィルス感染症 | 目立った症状がなく、やっかいな病気。免疫力低下に伴う細菌感染を起こしやすくなる。 | |
猫伝染病腹膜炎 | 【湿生タイプ】胸部や腹部に液体が溜まり、腹部が腫れたり、呼吸困難になる。 【乾性タイプ】臓器などがおかされ、その部分によって症状が変化する。 ※治療法がなく、かかれば死亡する怖い病気です。 | |
猫エイズウィルス感染症 | 特に目立った症状がない。免疫不全をひき起こし、各種疾患に対する抵抗力がなくなるため、病気がなかなか治らない。 | |
猫伝染性貧血 (ヘモバルトネラ症) | 食欲不振、体重減少、黄疸、発熱の症状がでる。 | |
上から3つの病気は3種混合で、上から4つは4種混合のワクチンで予防できますので、年1回のワクチン接種を心がけましょう! 料金は、病院によっても違うようですが、3種混合で5,000~6,000円位、4種混合で8,000~10,000円位が平均のようです。 | ||
寄生虫 | 回虫症 | 吐き気、下痢、便秘、腹部膨大、食欲不振などの症状がある。 |
糞線回虫 | 食欲不振、目ヤニ、せき、下痢、脱水、貧血などの症状がある。 | |
条虫症 | 【マンソン裂頭条虫】肛門や便の中に40~50cmもあるような長い虫が見える。 【瓜実条虫】ノミから感染。 【猫条虫】ネズミを食べて感染。シーツなどに多くの虫の一部が落ちていたりする。 多くは無症状。肛門を地面にこすりつけたりする。 | |
鉤虫症 | 鉤虫は、腸にしっかりくっついて血をすうため、貧血を起こし、食欲不振、腹痛、脱水、血便などのひどい下痢を起こす。特に子猫に起こりやすく、成猫ではあまり見られない。 | |
コクシジウム症 | 軟便から激しい下痢になり、貧血、脱水症状を起こす。食欲不振から痩せて弱る。 | |
栄養バランス | 黄色脂肪症 (イエローファット) | 初期症状は活動的でなくなり、抱こうとすると嫌がったり、痛がったりする。腹部の皮下にゴツゴツした脂肪のシコリができ、触ると痛がる。 |
くる病 | ちょっとした事で骨折や、骨にひびが入る。 (日光浴をさせなかったり、発育時にカルシウムが不足するとなりやすい) | |
肥満 | 動きが鈍くなり、関節への負担も多くなり、糖尿病の原因にもなります。→参考:肥満猫のダイエット | |
その他 | 耳疥癬症 | 耳をかいたり、物にこすり付けたりする。白く乾燥したものや、黒っぽい特有の耳垢が多量に出る。悪臭あり。 |
疥癬 | 胴、顔、まぶた、耳、首などに赤い斑点ができ、盛り上がって水ぶくれになります、激しい痒みがでるため、掻いて傷つけてしまいます。 | |
皮膚真菌症 | 顔、耳、頭部などに発疹がでて脱毛します。円形のハゲになりますが、放っておくと広範囲な皮膚病につながります。白いフケがついたようになります。 | |
ノミアレルギー性皮膚炎 | 尾の付け根の背部に集中するが、以外に頸部や咽頭部にも見られる。痒いため、噛んだり舐めたりし、赤くなったり腫れたりする。 | |
ざそう(にきび) | 下唇と顎が赤くはれ、にきびが出来て脱毛する。 | |
毛球症 (ヘア・ボール) | 食欲不振、食後の嘔吐など。 | |
結膜炎 | 眼球の白眼の部分が赤くなり、涙や目ヤニが出る。 | |
歯周炎 | 口の中が臭く、よだれをたらすようになる。 歯ぐきが赤くはれ、膿を持つようになる。 | |
泌尿器症候群 | 腹痛、尿に血や膿が混じる。尿が出ないので、頻繁にトイレに行くようになる。排尿時に疼痛があり、泣き声を出す。 | |
子宮蓄膿症 | 外陰部からおりものが出る。赤色の強いものから黄白色に変わり、持続性の発熱があり、食欲が食欲が落ちる。膿が大量に溜まると、お腹が大きくなる。子猫のうちに避妊手術をしていれば、この病気の心配はありません! | |
心因性脱毛症 | 去勢や避妊によるホルモンのアンバランスから起こる脱毛(胸部、後足の内側、脇腹など)。また、ストレスからくる過剰なグルーミングによる脱毛です。 |